1.働き方改革とは!?
昨今、『働き方改革』というワードが紙面やネットニュースを騒がせています。 ご存知ですか?なぜ、そのような改革が提唱されているのか?
その背景には【少子高齢化】があり、将来的に【労働人口の低下】の問題が囁かれているからです。 現在、日本の労働人口は約7千万人とされ、ここ数十年で、その労働人口は約5千万人に減少するとみられています。 (引用元:読売新聞) 今まで7人で行っていた仕事を5人でするようになり、70人規模の中小企業は50人まで減ってしまうということです。 ということは、今まで7千万人で作り上げた国内総生産(GDP)が7分の5になりますから、日本経済の「衰退」「縮小」に繋がるわけです。 もともと日本という国は、資源のない国ですから国力が経済の背景なので、経済力がなくなると外交が厳しくなります。そうなってしまうと大変ですよね。 つまり、労働力不足への政府の政策が『働き方改革』なのです。2.労働力不足がもたらす負のスパイラル
上記の解説で、『働き方改革』の概要はお分かり頂いたかと思います。しかし、あまり自分ごとのように考えられなくないですか??目を塞ぎたくなるような事実
このまま何もしないでおくと労働人口は減少の一途をたどり、今まで7人で行っていた仕事量を5人で行っていくことになります。
つまり、一人一人の仕事量は5分の7で、1.4倍増となり、長時間労働が余儀なくされます。裏を返せば、会社にいる時間が多くなり、プライベートの時間が減るということにもなります。
よーく考えてみて下さい。
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そう。
会社に拘束される時間が増えるということは、プライベートの時間が減るという事ですから、買い物に出かける時間、外出する時間が減ります。
景気が悪くなるという事は、企業自体の売り上げが落ちるという事。そうなれば、1人に掛かる仕事の負担は増え、お給料は変わらない、もしくは減少となります。
これは妄想の話ではなく決定的事項なのです。ですから、この問題を少しでも緩和しようという国の政策が『働き方改革』になるのですが・・・具体的に、どのような策があるのか?
を次回のコラムでお伝えしようと思います。
本日のまとめ
日本の労働人口の低下
↓
1人あたりの仕事量が増える
↓
長時間労働が増え、消費が減る
じゃあどうする?
という事で、次回をお楽しみに