【第1回】働き方改革の背景と負のスパイラル
どうもWebマーケッターの西川です。 この度は当ブログへのアクセスありがとうございます。このコラムを通して、少しでもあなたの仕事観、人生観に少しでもプラスになれたらと思います。 ということで、早速。 1回目のコラムは『働き方改革』の解説と、これからの社会がどのようになっていくのかをお伝えしますね。

1.働き方改革とは!?

昨今、『働き方改革』というワードが紙面やネットニュースを騒がせています。 ご存知ですか?
西川
働き方改革とは、簡潔に説明すると、今までの「時間を気にせずに働く」という働き方を改めて、「時間当たりの生産性を上げ効率的に働く」という働き方に変えようという改革です。
読者さん
では、なぜそのような改革が実施されるのでしょうか?
西川
答えは以下の通りです。

なぜ、そのような改革が提唱されているのか?

その背景には【少子高齢化】があり、将来的に【労働人口の低下】の問題が囁かれているからです。 現在、日本の労働人口は約7千万人とされ、ここ数十年で、その労働人口は約5千万人に減少するとみられています。 (引用元:読売新聞) 今まで7人で行っていた仕事を5人でするようになり、70人規模の中小企業は50人まで減ってしまうということです。 ということは、今まで7千万人で作り上げた国内総生産(GDP)が7分の5になりますから、日本経済の「衰退」「縮小」に繋がるわけです。 もともと日本という国は、資源のない国ですから国力が経済の背景なので、経済力がなくなると外交が厳しくなります。そうなってしまうと大変ですよね。 つまり、労働力不足への政府の政策が『働き方改革』なのです。

2.労働力不足がもたらす負のスパイラル

上記の解説で、『働き方改革』の概要はお分かり頂いたかと思います。しかし、あまり自分ごとのように考えられなくないですか??
西川
「とりあえず労働力不足になるとマズイ」って事は分かったけど・・・と、お思いになったあなた!これからが本題ですよ!
見出しにもあるように、労働力不足が進めば、様々な弊害が起こります。その部分を掘り下げて解説しますね。

目を塞ぎたくなるような事実

このまま何もしないでおくと労働人口は減少の一途をたどり、今まで7人で行っていた仕事量を5人で行っていくことになります。

つまり、一人一人の仕事量は5分の7で、1.4倍増となり、長時間労働が余儀なくされます。裏を返せば、会社にいる時間が多くなり、プライベートの時間が減るということにもなります。

西川
という事はですよ。どうなるか分かりますか?

よーく考えてみて下さい。

・・・・・

・・・・

・・・

・・

そう。

会社に拘束される時間が増えるということは、プライベートの時間が減るという事ですから、買い物に出かける時間、外出する時間が減ります。

西川
つまり、『消費』が減るんです。すると、どうなるでしょうか?

読者さん
景気が悪くなるということでしょうか?

西川
その通りです。

景気が悪くなるという事は、企業自体の売り上げが落ちるという事。そうなれば、1人に掛かる仕事の負担は増え、お給料は変わらない、もしくは減少となります。

これは妄想の話ではなく決定的事項なのです。ですから、この問題を少しでも緩和しようという国の政策が『働き方改革』になるのですが・・・具体的に、どのような策があるのか?

を次回のコラムでお伝えしようと思います。

本日のまとめ

日本の労働人口の低下

1人あたりの仕事量が増える

長時間労働が増え、消費が減る

 

じゃあどうする?

という事で、次回をお楽しみに

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